ドゥッガ遺跡−1   (ドゥッガ)
  世界遺産                     チュニジア 55/62
ドゥッガの遺跡はチュニスから南西へ105km、標高600mの丘の上にあります。チュニジアにあるローマ遺跡のなかで規模、保存状態とも最も良い遺跡といわれています。
ドゥッガ遺跡は1997年世界遺産に登録されています。

ドゥッガは紀元前20世紀頃からヌミディア王国の都市でしたが、紀元前46世紀に侵略したローマにより統治されました。
 その後2〜4世紀の間、繁栄をし当時1万人の人々が住んでいたといわれています。4世紀末(大和時代、仁徳天皇の時代)にローマ帝国が東西に分裂してからは衰退し廃墟となりました。
 その後1899年(明治32年)に発掘調査が始まったとき、土に埋もれたカルタゴ遺跡の上には新しい侵略者のアラブ人が生活していたそうです。

野外劇場はローマ時代の168年(大和時代前期)に建造されました。高さ15mのスタンドは丘の斜面を利用して造られています。現在でもこの劇場で演劇が上演され、また夏にはフェスティバルが行われます。
ギリシャ(デルフィ)の劇場にリンク  ギリシャ(アテネ)の劇場にリンク 

野外劇場のスタンド最上部からの眺めです。舞台の後部に立つ列柱などは当時のままです。向こうには当時から穀倉地帯であった農地が広がっています」。



世界遺産のプレートです。


野外劇場の舞台の袖から舞台後部に立つ列柱を見ています。

野外劇場はダイナミックな造りです。
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