10月中旬にチュニジア10日間の旅に出かけました。チュニジアの国土は日本の40%の広さです。人口は1030万人、98%のアラブ人が住むアラブ系の国です。首都はチュニス、公用語はアラビア語ですが、国民の間ではフランス語が主に使われています。1956年にフランスから独立後、政体は共和制の二院制です。 チュニジアは北アフリカの地中海沿岸にあって、紀元前814年頃(縄文式時代前期) フェニキア人によりカルタゴの古代都市国家が建設されたのが国の始まりです。 その後、ローマ、イスラム・アラブ、フランスなどから、次々に侵略されたことから、それらの国々の融合した文化や都市の遺跡を多く観ることができます。 大きな街は、アフリカ、ローマ、アラブ時代のメディナ(旧市街)と、またフランスの領土時代(1883〜1956年)の影響が残るヨーロッパ風の新市街にはっきり区分されています。チュニジアは古代と現代が同居している国です。特にチュニスの繁華街はヨーロッパそのものだと感じます。 チュニジアの八つの世界遺産のうち、この旅で七つの素晴らしい世界遺産を観ることができ、そして地中海の碧い海、また荒涼としたサハラ砂漠の中に忽然と現れるナツメヤシのオアシスといった自然のコントラストを楽しみながらの素晴らしい旅でした。 ” やはり世界は広い、素晴らしい文化や風景に出会えます ” |
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