夜のチュニスの街   (チュニス)
                       世界遺産                        チュニジア 5/62
夕日にうかぶ ラデス・ラグレット橋です。この橋は、首都チュニスの中心ラデス地域とラグレット地域を結ぶチュニス湖運河にかかる橋です。

橋と周囲の道路は日本政府開発援助(ODA)から84億円の円借款供与で建設されました。

工事は日本の建設企業3社が受注し2009年(平成21年)に5年の工期をかけ開通しました。交通渋滞の緩和、排気ガスの軽減など経済的に、また環境改善にも大いに役立っています。

フランス通りの横にある、メディナ(旧市街)の東入口に建つフランス門です。8世紀(奈良時代)に造られましたが、19世紀(江戸、明治時代)に再建されています。チュニスのメディナは1979年世界遺産に登録されています。

・メディナのメインゲート、フランス門をくぐりメデナで買い物を楽しみます。 ・9世紀(平安時代前期)に建立されたグランドモスクの横を進みます。

このチュニジアのグランドモスクは、国内でケロアンのグランド・モスクに次いで2番目に古いモスクです。モスクの柱、石材など多くの部材がカルタゴの遺跡から転用されています。


フランス門の横のビクトワール広場です。観光客や若者でにぎわっています。


グランド・モスク付近のツール(市場)は多彩な衣料品、装飾品、金銀細工品など多くの商品が並んでいます。迷路の様な初めての夜道を迷子にならない様に周囲の建物を覚えながら歩くのは大変です。

このレストランで夕食をとりました。つぶつぶ状のパスタの様なクスクス料理が出ました。

・新市街、ハビブ・ブルギバ通りの独立広場に面して建つ大聖堂とデパートです。大聖堂は、フランス統治時代に建立されたもので、イスラムの国には珍しいゴシック様式です。 ・旧市街を出て新市街に入ると、ハビブ・ブルギバ通りをはじめチュニスの繁華街であるこの付近はフランス統治時代に建造された西洋スタイルの建造物が多く、北アフリカに位置するイスラムの国のイメージとは異なる感じです。何だかヨーロッパの繁華街に急に来たような錯覚さえします。
                                                               チュニジア 5/62
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