シェビカの山岳オアシス−1  (シェビカ)
                                 チュニジア 32/62
アルジェリアとの国境に近い地域のカメルザ峡谷には山岳オアシスが三つあります。そのひとつ「シェビカの山岳オアシス」に来ました。谷水の流れに沿ってナツメヤシのオアシスが続くシェビカ村の集落跡です。
シェビカ村は1969年の洪水の際にアルジェリアから襲ってきた鉄砲水による被害で集落が流され壊滅しました。現在はこの谷間とは別の所に新しい村が造られています。

1969年の大洪水で、廃墟となった集落跡です。前には広大なサハラ砂漠が広がっています。

ごつごつとした山道を登ると、無惨に破壊された集落の廃墟が眼下に見えます。

・集落は日干しレンガで造られていたことが分かります。さながら中世の町の遺跡と間違えそうな光景です。 ・湧水のわく水源に行く谷間の道には、観光客目当てのお土産を売る露店が並んでいます。

集落跡の後ろは裸の岩山がせまっています。やはり鉄砲水による洪水災害が発生しそうな地形です。このあたりはかつて海の底だったので、崖の地層から貝などの化石も出てくるそうです。

一番高い尾根には山羊のオブジェが見えます。
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