デルフィ博物デルフィ博物館 (デルフィ)   ギリシャ-11/28
デルフィの遺跡で発掘された貴重な出土品が展示されています。遺跡はドイツやフランスの調査隊により発掘調査が行われました。
ナクソス人のスフインクスです。遺跡では高さ10mイオニア式円柱(柱頂部が渦巻き模様)の上に鎮座していました。スフインクスはむくの大理石に彫り込まれたものです。ライオンの体、鳥の羽、女性の顔と頭、足には大きな爪を有しています。  12頁に戻る

デルフィ遺跡の模型です。なぜかこの模型には劇場の背後にあるべき競技場がありません。ストアとは列柱を有する建造物の事です。アポロン神殿をはじめ、壮大な遺跡の様子がうかがえます。

・デルフィ博物館です。多くの観光客が訪れています。 ・デルフィ博物館とデルフィ遺跡は山の中に隣接してあります。

デルフィ遺跡にあった宝庫の破風の装飾の想像図です。番号は写真番号に対応しています。 @軒下の破風部分の装飾レリーフです。

A 三角の破風部分の装飾です。立体的な像の装飾には驚きです。

銀の牡牛(ぼぎゅう・オスの牛)像です。1939年に発掘されものです。戦争や地震などの火災で木部は焼損しましたが銀の部分は残っています。ほぼ実大の大きさです。

・アポロンの像の頭部です。紀元前6世紀のものですが現在美人の風貌です。金と象牙で出来ていた像でしたが、金の部分のみ残っています。髪は金箔が貼り付けられた銀で出来ています。 ・青銅製の蓋付き香炉です。


馬車を走らせる人の意味、馭者像です。紀元前476年頃2輪戦車の競技会で勝利した者により奉献された青銅製の高さ1.8mの立像です。左手は失われていますが、右手には2輪戦車の手綱が持たれています。当時としては傑作の青銅像と言われています。 ・左の馭者像はこの絵の2輪戦車に乗っていました。青銅の部分が発掘され馭者像は別に展示されました。

・アッティカの白地の祝盃です。椅子に座り竪琴を奏でるアポロンが描かれています。



このフロアには「踊る女性達の像」や「アカンサスの葉飾柱」「大地のヘソ」などが展示されています。



・紀元前335年〜325年頃の踊る女性達の像です。頭部にアカンサスの葉飾がある円柱の上には3体の女性の像が飾られています。

・アカンサスの葉飾がある素晴らしい円柱です。

・大地のヘソです。伝説によれば、ゼウスは世界の各所から数羽の鷲を放しました。その鷲がデルフィの遺跡に帰って来た地点が→
→地球の中心(ヘソ)と考えられていました。遺跡にはこのレプリカが置いてあります。
色形がスズメ蜂の巣に似ています。
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