国内編 世界遺産の旅 日本-5/5 世界遺産の名称=紀伊山地の霊場と参詣道 (2004年登録) |
昔、太閤秀吉が勢力高かりし時代、徳川家康、前田利家、宇喜多秀家、加藤清正、伊達政宗、福島正則、山内一豊など名だたる大名・武将をはじめ多くの供ぞろえで、ここ吉野山で「花見の宴」を開いたほどのことはある、美しい雄大な桜山です。桜を見る道すがら、ふと以前読んだ司馬遼太郎の時代小説を思い出しました。 |
・老木の桜が、今が咲き時とばかりに、力の限り咲いています。 |
・中千本の桜は山の緑に映え一層美しく見えます。 |
7世紀後半に役の行者(えんのぎょうじゃ)が、ここ金峯山に入り金剛蔵王像を桜の木に彫刻し安置してから、桜木は神木とされ保護されることになりました。 その後、金峯山寺で修業する修験者や参詣する人達が桜の苗木を寄進し植樹する様になり、だんだんと桜の木の数が増え今の様な雄大な桜山になったそうです。 |
・金峯山寺本堂の蔵王堂は高さ34m、四方36mで東大寺大仏殿に次ぐ大きさの木造建築の伽藍です。 | ・八角形の仏舎利塔にも多くの桜が咲いています。 |
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