アントニウスの浴場跡−1   (カルタゴ)
 世界遺産                              チュニジア 60/62
アントニウス皇帝により2世紀(大和時代前期)に造られた「アントニウスの大公衆浴場」の遺跡です。当時は2階建てで温水風呂、水風呂やサウナ、プール、噴水、談話室、運動場など100以上の部屋があったといわれています。カルタゴ遺跡は1985年世界遺産に登録されています。

2本立っている石柱で、大きいほうは高さ15mの大理石(一部修復)、細いほうは花崗岩で造られています。その石材はエジプトのアスワン地方から運ばれて来たといわれています。

地中海を背景に建てられた広大な公衆浴場は当時,、この1階の天井の分厚い基壇の上に、高さ30mにも及ぶ2階のドームが建っていたといわれています。
全てどこを見ても重厚な造作がされている建造物です。これほどのものが2世紀頃に造られたとは高度なローマ人の建設技術に圧倒されます。
                                           チュニジア 60/62
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