円形闘技場(コロッセオ)−1   (エルジェム)
            世界遺産                        チュニジア 45/62
エルジェムはローマ時代にオリーブ貿易で栄えた大都市でした。230年頃(大和時代、耶馬大国の卑弥呼の時代)に奴隷と猛獣が戦う円形競技場(コロッセオ)が創建されました。
 大きさは縦149m、横124m、高さ36m、フイールドの直径は65m、収容人員3万5千人で、世界で3番目の大きさを誇っています。
 円形闘技場(コロッセオ)は1979年世界遺産に登録されています。

中東から侵攻してきたイスラム・アラブ軍と先住民ベルベル人との最後の決戦場となったエルジェムは勝利したアラブ人により統治される事になりました。 チュニジアには円形闘技場が25ほど有るなかで最も保存状態が良く、ルーツであるローマの円形闘技場より良いといわれています。

ローマのコロッセオ にリンク
   フランス(アルル)のコロッセオ にリンク

街の通りに忽然と円形闘技場が見えてきました。

円形闘技場の入場口に通ずる通りには、露天の店が並んでいます。

向こう正面のスタンドが大きくえぐられた様に開放している所は、攻め込んだ来たアラブ軍により破壊された跡です。右側のスタンドは修復されていますが、左側のほうは当時の廃墟のままです。 

1500年前に創建されたものとは思えない雄大な円形闘技場です。


メインスタンド下部の通路の造りも雄大です。
                                             チュニジア 45/62
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