ミデスの山岳オアシス  (ミデス)
                                   チュニジア 35/62
アルジェリアからわずか1kmタメルザ峡谷にある三つ目の山岳オアシス「ミデスの山岳オアシス」です。切り立つ断崖の上にナツメヤシの林と村があります。荒涼とした渓谷にオアシスがあるとは不思議です。がやはりこの谷底にも少しの水が流れる小川がありました。

ここミデスも1969年の大雨の洪水で元の古い村は流され廃墟となりました。
この渓谷は隣国アルジェリアまで続いていて、アルジェリアで大雨が降ると、地鳴りのような轟音を立てて鉄砲水の様な洪水が襲ってくるそうです。

・ナツメヤシの林の向こう1kmにアルジェリアとの国境があります。 ・ミデス渓谷の絶景は1996年公開のアメリカ映画「イングリッシュ・ペイシェント」のロケ地として、多くのシーンが撮影されました。

・縁に立つと目がくらみそうな深い渓谷です。 ・駐車場にはトヨタ製の4WD車が並んでいます。

発掘された樹木の化石と「砂漠のバラ」が売られています。

このあたり一帯、大昔は海底であったと聞き、なるほど車窓に続く褶曲断層からして造山運動により出来た山岳だと納得しました。

・ナツメヤシの枝で造った防砂柵が車窓に延々と続きます。 ・車道の脇にある白い標識をよく見かけます。尋ねると町名と到達距離が書かれた道路標識でした。上の方に防砂柵が見えます。
                                            チュニジア 35/62
Homeへ戻る             topへ戻る      戻る      次へ

inserted by FC2 system