アグラブ朝の貯水池    (ケロアン)
                  世界遺産                         チュニジア 12/62
メディナ(旧市街)から北西約1kmの位置にある9世紀(平安時代前期)に作られたアグラブ朝の貯水池です。ケロアンは7世紀以降、隆盛を迎え人口が増加するなか、水不足を解消する為に水対策が行われ14個の貯水池が建設されました。水はケロアンの西36kmにある丘から水路により運ばれケロアン市民の貴重な水源池となっていました。

現在の貯水池は1969年に修復されたもので4個残っていて、その中の2個は今も使われています。水路からの水は、まず小さい池に入り粗大ゴミをろ過します。次に大きな池に入り、小さなゴミを沈殿ろ過し上澄みの水を給水する構造です。当時としては最高技術を誇る貯水池といわれています。

貯水池の前にある観光案内所の屋上バルコニーからの眺めです。

・貯水池の前にある観光案内所です。 ・観光案内所の屋上バルコニーから見える市民病院です。

観光案内所の前に据え付けてある大砲を撮ろうとすると、ラクダのおっさんがラクダを写したとお金をねだりに来ます。ラクダに乗って料金を請求されるのなら納得ですが、公共の建物の前にラクダをつなぎなんたる事を・・。おちおち風景写真も撮られません。
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