宝覚寺 (台中) 
                                                      台湾 3/27   
1927年(昭和2年)に建立された釈迦如来像を本尊とする宝覚寺です。内部の本堂は日本式の黒い瓦屋根に、西洋風な列柱が立ち、そして屋内装飾は中国風と、各様式が融合された独特の造りです。

本堂は建造物保護のため大きくて頑丈な新しい建物に覆われています。

・ゾウは仏教において釈迦誕生にまつわる聖なる動物としてあがめられています。釈迦如来像をゾウの石像が見守っています。 ・日本統治時代に台湾中部で亡くなった14、000人の日本人の遺骨が納められている赤い屋根の納骨堂が見えます。

・日本のTV局が宝覚寺を取材撮影をしていました。 ・柔和な笑顔をたたえた、高さ30mもある大きな弥勒菩薩(みろくぼさつ)の像です。七福神の一神で福々しい布袋(ほてい)様は弥勒菩薩の化身と云われいます。

・台湾中部において日本人が亡くなられた遺骨が葬られている石碑です。石碑には「中部地区」「日本人遺骨安置所」「特命公権大使 井口貞夫 書」と刻字されています。 ・日本人遺骨安置所の石碑の傍に植樹されいるバナナの木に花が咲いています。「バナナは1本の茎(くき)に一回のみしか開花せず、開花後は株元の横に吸芽と呼ばれる子株を出して枯れてしまいます」と現地ガイドさんの説明を聞き 「なんだか人間の一生に少し似ているなー」と連想しました。
                                         台湾 3/27 
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