龍山寺       (台北)  
                                    台湾 26/27
龍山寺は 超高層ビルの台北101故宮博物院中正紀念堂と並ぶ台北市での「外国人に人気の四大観光地」と称されています。
龍山寺は1738年(江戸時代中期)に建立された台北市内では最も歴史の古い寺院です。天災や戦火で何度か崩壊しましたが第2次世界大戦後に再建されました。この前殿 をくぐると本殿です。

あまりの豪華さに前殿の屋根をアップしてみました。棟の装飾は龍が配され、ぜいをこらした造りです。

前殿の屋根先や回廊もこった造りです。

豪華さのなかに重厚さをも感じる本殿です。屋根は2層で極彩色の鳳凰や龍を配した装飾がなされています。境内は多くの参拝者によるお香の香りが漂っています。

・前殿の伽藍を支える柱は銅製で微細な彫刻がされています。線香の煙で黒ずんでいます。このような金属製の化粧柱が多く見られます。 ・本殿の正面は無論のこと横、裏でも多くの市民がお経を唱えながら拝んでいます。
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龍山寺は仏教と道教の寺院です。多くの人たちの読経は絶え間なく響く大合唱となり境内は厳粛な雰囲気となっています。このお経の合唱により互いの絆を大切にしようとしているのかも知れません。台湾の人々の信心深さに感心します。そして念仏を唱え真剣に拝んでいる中に若い人が多いのには感銘を受けました。まず日本では見られない情景です。
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