故宮博物院   (台北)  
                                              台湾 23/27      
第2次太平洋戦争の終了後、1946年(昭和21年)から始まった共産党軍との戦い国共内戦の戦況が悪化すると、蒋介石の国民政府は、北京故宮の逸品、総数約70万点を台湾に運び込みはじめ、敗戦の1948年(昭和23年)には蒋介石の国民政府は台湾に逃れました。戦禍をまぬがれた莫大な逸品は1965年(昭和36年)より、現在の台北、故宮博物院に移されました。2007年(平成19年)に院はリニュアールされました。

70万点近くの収蔵品を誇る台湾の故宮博物院は世界4大博物館(アメリカのメトロポリタン、フランスのルーブル、ロシアのエルミタージュ)の一つと云われています。その中で6,000点位が常時展示されています。そして翠玉(すいぎょく)に彫刻された「白菜」や、瑪瑙(めのう)に彫刻された「豚の角煮」といった有名なものを除いて3か月に1回展示品を入れ替えていて、全ての収蔵品を見終わるのに10年位かかると云われています。正面は第1展示エリア(本館)です。残念ながら院内の展示物は全て撮影禁止でした。
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