台北101     (台北)  
                                                         台湾 19/27 
夜霧にかすむ超高層ビル、台北101(台北金融大楼)です。高さ509mで、地上101階、地下5階、地上101階が名前の由来です。施工は日本の熊谷組をメインとしたJV(共同企業体)により行われました。

89階の展望台から、一瞬霧が晴れた時に台北市街の夜景を見ることができました。展望台では日本語のイヤホンガイド機の貸出があります。

エレベーターには5階から乗ります。

展望台にビルの構造説明の写真が掲示されています。ビルの外観は縁起の良い竹をイメージし設計されています。


87階 〜 92階の中央部の吹き抜け空間には、大型台風が常襲する台湾の超高層ビルならではの風圧によるビルの振動を緩和する巨大なTMダンパーが設置されています。球状のダンパーの重量は660トン、最大1枚あたり直径5.5m、厚さ12.5Cmの輪切りの鋼板を、41層を重ね溶接して球状にし、92階から長さ42mのケーブルが4本ごとに束ねられている、計16本のケーブルで吊されています。そしてこのTMダンパーの効果で、理論上は風圧による振動を最大40%抑制できる構造になっているそうです。つまり振り子式の緩衝構造物の様です。あまりのでかさに写真を撮るのに苦労しました。
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