(台湾北部)
                         (きゅうふん)                      台湾 18/26
きゅうふんは上のタイトル名で書いた字の様に、の左にべんがつくのですが、日本の漢字辞書には無いため、ここでは九分とします。九分は清朝初期には9戸しかない寒村で、物を買う時にいつも「9つ分」と言っていたことから九分と呼ばれる様になったそうです。

 しかし19世紀末(明治時代後期)に金鉱が発見されると村が発展し、日本統治時代には最盛期を迎えました。街並みは日本統治時代の面影が多く残っています。その後、第2次世界大戦後には金の採掘量が減り、1971年に金鉱が閉山されてから町は一時さびれてしまいました。しかし映画「悲情城市」のロケが行われてから有名になり、レトロな雰囲気から台湾有数の観光地となっています。
映画「悲情城市」の舞台となった長い石の階段です。また宮崎駿監督のアニメーション映画「千と千尋の神隠し」に登場する建物も、ここをイメージし映像化されたと云われています。雨の多い九分、今日はあいにく霧がかかっています。

・ゴルードラッシュ時代、金鉱で働く採掘作業員のモニュメントです。 ・かつてゴルードラッシュにわく時代、台湾北部に初めてできた劇場、昇平戯院です。

強烈な悪臭をはなつ臭豆腐です。発酵させた肉や野菜などに豆腐を漬け、さらに豆腐も発酵させたもので、たれ の臭さもすごい・・・

・台北から特急電車で45分と、近いこともあり多くの観光客でにぎわっています。 ・台湾は国土が狭いのでマンションが鉄道沿線にも林立しています。
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