世界遺産  サント・ドミンゴ教会 (クスコ)   ペルー 2/23  
               
クスコは11世紀〜13世紀末まで栄えたインカ帝国の首都でした。ここには1532年スペインにより征服されるまでは黄金が多く使われていたインカ帝国の宮殿が建っていました。その後1549年、スペイン人によりサント・ドミンゴ教会が建立されました。この教会をはじめ、クスコ市内には石と石のあいだに「カミソリの刃一枚通さない」といわれるインカ時代の石組技術の精巧さを残す建築物を見ることができます。1983年世界遺産に登録されました。
ペルー サント・ドミンゴ教会
教会の裏側の眺めです。 インカ帝国を征服したスペイン人は、財宝を持ち去るとインカ帝国時代の宮殿を壊し、土台の上にサント・ドミンゴ教会を建てました。内部にはインカ時代の精巧な石組みの建造物が残っています。

曲線を描く石組部分はインカ帝国時代の「太陽の神殿」の残り部分で、1960年頃復元されたものです。


・「太陽の神殿」の真下から撮りました。堅牢な造りの教会は城郭を兼ねていたかの様に見えます。 ・この通りを上ると教会の正面に行きます。
・教会からの帰り道です。



・教会の側面を進んでいます。レンガ造りの大きな建物です。     王座のあった部屋です。
・スペイン人が描いた壁画です。

・星の神殿の窓、星の観測をしたと言われています。

回廊に囲まれた中庭です。中ほどに見える湯あみ用の桶は一塊の岩を彫刻したもので多くの金が使われ、また広い中庭には砂金が敷き詰められていたそうです。

まさしく、石と石のあいだに「カミソリの刃一枚通さない」程の精巧な石組の技術です。

・石組職人の技術を誇示するために、この小さな石を組み込んだと言われています。 ・壁の凹みには黄金の像が飾られていました。印は1950年発生の地震の時ゆるんだ部分です。

内部も重厚な造りです。

窓から見える山には「EL  PERU・・」と書れています。意味は「ペルー万歳 !ようこそクスコへ !」となるらしいです。
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