世界遺産 ( ビエルタン) ルーマニア 30/41 |
ブラン城のあるシギショアラから南西27kmの位置にあるビエルタンの要塞教会です。オスマン・トルコ軍の侵攻に備え厚くて高い三重の防壁に囲まれ城の様な教会は1993年世界遺産に登録されています。 |
・小高い丘にある教会までこの屋根つきの階段を上ります。 | ・階段を上り、この入口の門を抜けました。 ・世界遺産のプレ−トです。 |
教会には多くの見張り塔が建っています。 |
・屋根つきの階段を上り入口の門を抜け教会内に入っても起伏があります。 | ・教会です。 |
教会の内部です。 ・ゴシック式の聖壇です。 ・パイプオルガンです。 |
丘の上に建つ教会は周囲四方を警戒するために要所に見張り塔が配されています。 |
・この教会で、有名な逸品は聖具室の扉に組み込まれたこの精巧な鍵です。1回の施錠で一斉に16か所のかんぬきが掛かるしくみになっています。1900年パリ万博に出品され金賞を受賞し絶賛された程の出来栄えです。 1515年(室町時代末期)中世の名工により作られたもので、敵が攻めてきたとき、すぐに1本の鍵で頑丈に施錠が出来る様に考案されています。現在でも使用可能です。 教会にこの鍵があるために世界遺産に登録されたと云われています。 ・上=1515年にブナの木で作られた聖具室の扉です。裏面に鍵が付いています。 ・右上=聖具室内から見た扉の裏に組み込まれた鍵とかんぬきです。 ・右下=精巧な施錠部です。 |