ポーランド | リトアニア | ラトビア | エストニア |
ポーランド(ワルシャワ)とバルト三国の旅は9日間の行程でした。 ワルシャワが首都のポーランド、そしてバルト三国のリトアニア、ラトビア、エストニア、この4か国はかつて国外への侵攻が著かった、ドイツ、ロシアに挟まれた地形にあり、支配下の時代には不幸にも自由がなく束縛された苦境な歳月を過ごした国々です。どこの国を観光しても、他国の侵攻による破壊、復興、復旧など主要な市街はみな過去に戦災にあった事のある街並みばかりでした。しかし、人々は立ち上がり、がれきのレンガや残がいを再利用し、街の復元作業に取り掛り世界遺産に登録される程の忠実な街並みを甦らせました。そして武器を持たず独立を勝ち取り、自由の尊さを身にしみて感じている国々です。今まで訪れたヨーロッパの国々の旧市街より、今回の旅では一層古色なヨーロッパの旧市街の風情を感じとる事が出来ました。そして中欧や東欧に位置する4か国の街は黄葉や紅葉に映え日本の秋とは違ったヨーロッパならではの秋の美しい風景を観る事も出来ました。 ・ワルシャワ市=人口:176万人、ポーランド全土の5%がワルシャワに住んでいます。 面積:517km2で福山市とほぼ同じで、緑地は市の総面積のなんと約25%で大きな森に囲まれた美しい街です。姉妹都市:静岡県浜松市です。ショパンとピアノ楽器の縁組が元となっています。 ・リトアニア=人口:281万人、首都:ビリニュス、国土面積:6,5万km2で日本の約1/6、第2次世界大戦中に杉原千畝副領事がビザの発給を行い多くのユダヤ人避難民の命を救った人道的な行動が広く知られているなど親日的な国です。姉妹都市:岩手県久慈市とクライペダ市。琥珀(こはく)が多く採れるクライペダ市と日本で誰一琥珀の産地である岩手県久慈市、つまり琥珀が縁組の元となっています。 ・ラトビア=人口:211万人、首都=リガ、国土面積:6,5万km2で日本の約1/6、ラトビアはバルト3国の真ん中に位置しています。美人の多い事と、男女比率が84%と世界で最も男性の割合が低く、男性が美人と結婚できる確率が最も高い国と云われています。姉妹都市:神戸市とリガ市、北海道東川町とルーイエナ町です。神戸市とリガ市は港町が縁組の元、そして北海道東川町とルーイエナ町は東川町の町民が日本語の教材になる小中学校の教科書や辞書、絵本などものを集め贈った事が縁組の元となっています。 ・エストニア=人口:132万人、首都=タリン、国土面積:4,5万km2、バルト三国では最小で北海道の半分、イメージとは違いエストニアは世界で最先端の「IT先進国」です。インターネット電話を開発した国で、また官公庁では電子政府が立ちあげられ国民の諸手続きは99%がすでに電子化されています。、他国に先駆けて2002年から選挙も電子投票を段階的に導入しています。などを聞きビックリしました。首都タリンの旧市街は、戦災からの懸命な復元作業で石畳みが敷かれた中世の街並みが世界遺産として綺麗に残されています。郊外をバスで進むと大森林など緑豊かな自然が残っている風光明びな国です。姉妹都市:長野県佐久市とサク市、「佐久」と「SAKU」、同じ名前が縁組の元となっています。 |
・ポーランド (外務省) ・リトアニア (外務省) ・ラトビア (外務省) ・エストニア (外務省) ・Homeへ戻る |