世界遺産 ブリュッセルの街-2  (ブリュッセル)      
                            ベルギー 19/47  
ギャルリー・サン・チュベール
1847年完成のヨーロッパ最古のショピング・アーケード、「ギャルリー・サン・チュベール」です。映画館、劇場もあります。

小便小僧
 小便小僧が作られた由来は、昔、ブリュッセルを敵軍が包囲して爆弾の導火線に火を付け攻撃しようとしたところ、オシッコで導火線の火を消して街を救った子供(ジュリアン君)がモデルになったと言われています。そしてこのジュリアン君はいつも豪華な服を着ていて、「世界一の衣装持ち」と言われています。
 その訳は、昔、酔っ払いの兵士による小便小僧の盗難があった時、市民のデモが起こり小便小僧は無事返されりましたが、このとき、記念としてルイ16世がジュリアン君に豪華な衣服を贈ったことが起源となり、その後世界中から衣服が贈られる様になったジュリアン君は「世界一の衣装持ち」のジョークを言われる程になりました。

・今日は軍服を着ていますが、周期的に衣装替えをしています。 ・今も多くの人が訪れ記念写真を撮っています。

・近くのおみやげ店のシヨーウインドにも小便小僧のグッズが多く並んでいます。


・最初訪れた日の2、3日後に再訪すると、小便小僧は裸になっていました。

・グラン・プラスにある王の家(市立博物館)に、世界中 →
→ から贈られた衣装が多く展示されています。日本の衣装は、鎧武者や桃太郎があります。

・小便小僧の像のそばには、衣服の種類、保管場所や、着される予定日などのポスターが掲げてあります。

・小便小僧の人気にあやかり、商店街興しの目的で小便少女の像が置かれていました。像の盗難があったため以後、鉄格子の中にあります。 ・珍しい、初期時代の自転車もありました。

雨天時の排水を考えた路
今まで訪れたヨーロッパの国々の旧市街でそうであった様に、この度のオランダ、ルクセンブルグ、ベルギー、も例にもれず、路面は石が敷かれたままで目地詰めはされず、わざとそのままです。特に女性にとっては歩き難い路ですが、しかし雨水は目地の溝部にそって排水口にちょろチョロと流れ、路面に水溜りできない工夫がされています。

日本では考えられない建築工法
ベルギーでの、地震発生はあまり聞かない様ですが、この建築中の建物は10階建ての建物です。薄っぺらで積み木式の建て方、日本と比べ簡単な工法の様で、なんだか危なっかしい気がします。

歩行者にはお構いなし
・ブリュッセルでは路面での建築工事は、みなこんな感じです。歩道の上には機材を置きっぱなし、そのうえ歩道で、セメント練り、紛塵が舞うボードのカット作業、通行者は、ハンカチで顔をふさぎ小走りで通過しています。しかし、警察の巡視や、パトカーはやたらと見受けられますが〜。(最高裁判所に行くメイン道路の歩道にて) ・外装の補修作業現場、横断歩道上に堂々と作業車を停車させ。不安定な高い作業足場。歩行者へ対する安全確保の縄張りも、監視誘導員もいません。日本では考えられい情景です。何度もこの様な危なっかしい現場を歩きました。所変われば品変わるでは、かたずけられない事です。(アールヌーヴォー様式のオルタ美術館に行くメイン道路にて)

・珍しい3輪バイクです。前輪が2つあり、信号待ちの時も足で支える必要もない安定さを考えた優れもののバイクです。

・歩道上の蓋を開ける作業員二人、水道配管かなと思いきや、 →
→ 地下埋設電線の配電盤が地下に、しかも金属製とはいえ、土中に盤の箱がそのまま埋設されています。ヨーロッパの街は電柱が皆無です。このやり方はダイナミックです。日本で電線が地下埋設された所が、所どころありますが、配電盤は歩道上に1.5m角ぐらいの箱が立っています。
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