海外編 世界遺産の旅 モロッコ-2/3 世界遺産の名称=フェズ旧市街 (1981年登録) |
モロッコのイスラム王朝最古の都市「フェズ」は中世以来、宗教と文化の中心として栄えました。中世末期にはすでに10万人の住民で密集していた旧市街は複雑な迷路となっていて外部からの武力侵略をうけることもなく中世の歴史と文化をほぼ完全な姿で残している街です。街はカスバ(砦・城塞)の構造をなしています。 |
フェズ旧市街の表玄関となるブー・ジュルード門。外壁の内部は細い通路が巨大な迷路となっています。地中海沿岸地域は昔から侵略が繰り返されていたが、この巨大な迷路が外敵から街を守りました。フェズのメディナ(旧市街の意味)は世界一複雑巨大迷路で有名です。ガイドの説明では「旅行者が奥深く中に入ると、迷子になりまず自力では出てこれない」とのことでした。 |
フェズ旧市街で伝統的な手工芸の「皮なめし・皮染め」場です。並んだ壷には染料が入っていて、職人たちはすさまじい臭気の壷の中に入って、なめした皮を鮮やかな色に染め上げていきます。 |
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