コトルの観光−1  モンテネグロ 2/4
コトルはアドリア海が深く入込んだ湾の一番奥に位置する天然の良港をもつ港町です。かつてローマ帝国やビサンチン帝国に支配された時期に商港都市として栄え、強固な要塞が構築されました。15世紀(室町時代後期)〜18世紀(江戸時代中期)のヴェネチア時代には、幾度もオスマン・トルコ軍に包囲されましたが、強固な町の守りにより侵略される事はありませんでした。この時代から残る旧市街の観光を楽しみました。コトルの旧市街は1979年世界遺産に登録されています。

・深くて幅広い堀は海の入り江の自然を上手く利用したものです。 ・入口の西門(海の門)に向っています。

・西門(海の門)から入場します。 ・街の中心、武器の広場です。時計塔のすぐ向こうは市庁舎です。


・武器の広場には1602年(江戸時代初期)建造の時計塔が立っています。塔の前にある四角錘は1979年の大地震の際、塔の上に立っていた錘が落下したものです。 ・岩山が旧市街にせまっています。

・強い日射しにテント張りのオープン・カフェはにぎわっています。

・多くの観光客が休憩をしています。 ・「ビザンティエの館」の、1階は黄色のポストがある郵便局になっています。
   
・コトル貴族の邸宅の一つ、17世紀(江戸時代前期)に建てられたルネッサンス様式とバロック様式が併用されている建築物、ピマ邸です。 ・街にはかつて商港都市として栄えた良き時代の面影を残す、多くの貴族の館が残っています。
 
・聖クララ教会です。 ・裏山の教会に上がる入口です。

旧市街の裏の岩山には、ミニ「万里の長城」の様な城壁が備えてあります。このことからでも、堅牢な守りの城郭都市だった事がうかがえます。
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