天空の町モトブン−1   クロアチア 3/36                
幻想的な天空の町モトブンです。標高280mの小高い丘の上の斜面に13〜14世紀頃(鎌倉時代〜室町時代)に完成した人口は1000人の町です。 


町に着くとバスから降り、入口の門まで、古い石畳の坂道を登ります。モトヴンの町はイストラ半島で中世の面影を一番よく残しているといわれています。 
 
・モトヴンも1278年〜1779年(鎌倉時代後期〜江戸時代中期)の間、ベネチア共和国から統治されました。町の入口の門はゴシック様式で14世紀前期(室町時代前期)に建てられものです。入り口の上には、敵の侵入を防ぐため石や熱湯などを落下させるための「石落」が見えます。 ・この門の上にも本を開き平和時であったことを示す、ベネチア共和国の象徴 「有翼の獅子」のレリーフが見えます。・

・門に入ると通路の壁に歴代の「有翼の獅子」のレリーフが飾られていました。このレリーフの時期は戦争中だったのか本が閉ざされています。 ・平和の時期のレリーフです。

・門を入り、門の内側です。 ・町が立つ丘のふもとはブドウ畑や農耕地、そして森が広がっています。
               

・門から入ったところに船に使うプロペラの発明者の住居があります。「Propeler」の表札が見えます。 ・「Propeler」の発明者の住居にしては質素な感じがします。

・道は殆どが坂道です。
  
天空の町の周囲は13〜14世紀(鎌倉時代〜室町時代前期)に造られた城壁で囲まれています。城壁からの眺めは自然のパノラマ、素晴らしいです。

・かつては見張り小屋だったのでしょうか? 現在はコミニティの場として使われているようです。 ・「トリュフの森」と呼ばれるほど、森では世界の三大珍味、高級食材のトリュフが採れます。
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