世界遺産 京都百景 4/7 |
金堂は、江戸初期の復興時に京都御所の紫宸殿(ししんでん)を移築したものです。ご本尊の阿弥陀三尊像が祭られているため金堂と呼ばれています。桃山時代の宮廷建築を今に残す貴重な建築物として国宝に指定されています。 |
堂をつなぐ回廊では、おもむきのある中庭が和みを添えてくれます。 |
霊明殿の内部正面です。護摩の檀の前、中央奥に本尊「薬師如来坐像」の複製像が前立ちとして置かれています。正規の薬師如来坐像は平安時代(1103年)に円勢と長円によって造られ、貴重な秘仏とされています。1986年(昭和61年)に初めて開扉された時、保存状態の良い事が確認されました。その後、現在も秘仏になっており、直接の拝観は不可能です。 |
金堂の横に建つ経藏です。経藏には、お経を一同に収集した一切経など、様々な経典が収蔵されています。重要文化財に指定されています。 |
御影堂も江戸時代、寛永の復興時に建てられました。弘法大師、仁和寺を創建された宇多法皇、仁和寺第二世大御性親王の影像が安置されています。重要文化財に指定されています。 |