世界遺産 京都百景 3/7 |
仁和寺(にんなじ)入口にそびえ立つ二王門です。左右に2体の金剛力士が安置されていることから二王門と呼ばれています。仁和寺は平安時代(仁和4年、888年)、宇多天皇により創建されました。その後、室町時代応仁元年に始まった応仁の乱(1467〜1477年)の戦火に全て消失しました。その100年後の江戸初期、徳川幕府3代将軍 家光の時代に復興されました。1994年に世界遺産に登録されています。 |
重要文化財の「二王門」の左右に建っている金剛力士です。 |
平唐門 |
仁王門をくぐって、すぐ左側にある平唐門です。 |
五重の塔は、江戸初期(寛永21、1644年)の復興時に建てられました。総高36m、塔の高さ33mで、各層の屋根の大きさが、ほぼ同である事から、どっしりとして重量感があるのが特長です。重要文化財です。 |
宸殿(しんでん)の広縁から見える北庭です。五重の塔と茶亭の飛濤亭(ひとうてい)が借景にされている池泉式の庭園が広がっています。 |
広い南庭には白砂と松が配され、左近の桜、右近の橘が植えられています。天皇のみが出入りできる勅使門が左手に見えます。 |