中国・桂林の旅は11月に7日間の行程で楽しみました。華南地方の広州(広東省)、賀州、桂林、陽朔(広西チワン族自治区)、開平(広東省)の全行程をバスで巡る旅でした。 |
広州から桂林までは飛行機だったら45分と短時間で楽なのですが、全行程バスとなると現地添乗員の話では約1500km、大阪、北海道間の距離に相当するらしく、途中ガタガタ道がある高速道路を揺られながら7時間も丸一日移動ばかりの日もありました。 がしかしお蔭で車窓から、また途中昼食時に立寄るレストラン、トイレ休憩などの時、中国風な風景や農村の暮らしの様子を目の当たりにし開発が遅れている地方の様子を知る事が出来ました。
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開平で訪れた、立園や自力村は、2007年に「開平の望楼と集落」として世界遺産に登録された所です。のどかな田園風景が広がる中に、昔 華僑により建てられた古風で西洋風な建築群が点在しています。しかし山水画を思わせる桂林の絶景がどうしてまだ世界遺産に登録されていないのか不思議と思ったのは私だけではないでしょう。
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広州では「食は広州に在り」と有名な広東料理の味を楽しみました。 中国では都会と農村の生活の格差がかなりある事、そして相変わらず「人間優先でない、車優先でもない、度胸優先」の交通事情だなあーと感じるなど、今回も異国情緒あふれる楽しい旅を堪能してきました。 |