海外編       世界遺産の旅         ギリシャ-8/8
世界遺産の名称=アテネのアクロポリス(1987年)
         
アクロポリスの丘    アクロポリスの丘     (アテネ)   
アクロポリスとは「高い所、都市」を意味し、アクロポリスの丘はアテネのほぼ中心に位置しています。険しい石灰岩の丘に紀元前12年頃に最初の神殿が建てられましたが戦乱時には要塞として使われました。その後、紀元前5世紀頃からバルテノン神殿をはじめ多くの神殿や劇場が建設され古代ギリシャの聖域となりました。しかしローマ帝国の侵入、支配下の時期になると衰退し、17世紀後半には完全に廃墟となりました。今、見られる建築物は当時の破壊部材で復元されたもので、修復工事は19世紀から現在も行われています。
聖域への入り口、前門です。左端には四頭立ての馬車に乗ったアグリッパの銅像が置かれていた台座が立っています。かつて人々はこの門を通って神殿に向かいました。左右には柱廊が建っています。入場制限がされるほど観光客がいっぱいです。


・アグリッパの銅像の台座は青地に白い模様が入った大理石で出来ています。高さ9mです。 ・前門の高台には、つずら折りの参道を登って来る観光客の安全を監視している監視員が数名います。

アティコス音楽堂です。紀元前160年頃に建造された野外音楽堂です。修復されたもので、現在はオペラやコンサートなどのイベントに利用されています。

アクロポリスの丘からアゴラの方向を眺めています。後ろにはアテネの市街が広がっています。雄大な眺望です。

ここでデジタルカメラ故障のアクシデント発生 ! 丘の上で大理石の階段につまずき片手をついた際、持っていたデジタルカメラに衝撃を与えてしまいました。残念ながら、次の写真以降は写真の一部にピントが合わない部分が発生しています。
紀元前4世紀に建造され19世紀に復元されたエレクティオン神殿です。高さ2mのカリアティード乙女像の列柱が6体立っています。この像はレプリカで、本物はアクロポリス博物館に展示」されています。  

エレクティオン神殿です。柱はイオニア式円柱です。柱の頂部に渦巻きの装飾模様があるのが特長です。アクロポリスの丘は人為的に何度も平らに整地され広さは長さ300m、幅135m、全周約800m、標高70m、の石灰岩の丘です。

古代ギリシャ建築の最高峰と言われるパルテノン神殿です。紀元前447年に着工され紀元前432年に完成されました。修復工事中です。縦70m、横31m、高さ10mと壮大な円柱式神殿です。

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