古代アゴラ    古代アゴラ     (アテネ)   ギリシャ-24/28
「アゴラ」とはギリシャ語で「人の集まる所」公共広場を意味します。古代ギリシャ時代、ここアゴラには集会所、市場、役所、議会場などがあり、市民生活の中心の場でした。アテネ市民にとって生活の中心のアゴラに対し、丘の上のアクロポリスは神に接する神聖な場所でした。「当時アゴラに集まる人々は丘の上の壮大な神殿を見上げながら自分たちが築いた都市に対し誇りを感じていたであろう」とイメージする光景が随所にあります。

・中央柱廊です、列柱の根元が多く残っています。赤い屋根の聖アソマティ教会が見えます。 ・ここ、アゴラからアクロポリスの丘の神殿が見えます。

・ヘファイスト神殿が森の中に見えます。

古代のギリシャ市民が利用したであろう、建築物の構築部がそのまま残してあります。野外に放置出来ない出土品はアゴラ博物館に展示されています。
                      

・ローマの武将アグリッパが紀元前15年頃に建造したアグリッパの音楽堂跡です。1000人の収容能力があったと言われています。 ・アクロポリスの丘に行く途中、聖アソマティ教会を見ること事ができます。

・アクロポリスの丘に近ずいてきました。

アゴラの町中を歩いていると、歩道の脇に建築工事が頓挫している所がありました。情景から言って、工事中に遺跡が出てきたので、調査のため工事が止められているのではないかと思われます。アテネでは遺跡の上に街が出来ていて、どこを掘っても遺跡が出てくるのかも知れません。
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