海外編       世界遺産の旅         エジプト-2/10
世界遺産の名称=メンフィスとその墓地遺跡ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯(1979年登録)

ピラミッドと風景  (ダハシュール)
ダハシュールには二基のピラミッドがあります。これらはクフ王の父  スネフル王により造られたもので、ピラミッド研究上、貴重なものとされています。
・屈折のピラミッドの大きさは基底部1辺189m、高さ105mです。名の如く、途中105mの地点で本体の傾斜角度が54.3度から43.2度とゆるやかな傾斜角度に変更されています。理由はメイドゥームのピラミッドが崩れ失敗した為、また王の死が近いので工事を急いだからなどの説が残っています。 ・赤い石が使われている赤のピラミッドの大きさは基底部1辺220m、高さ104mです。断面が二等辺三角形のピラミッドとしては最古のものです。また角度は屈折のピラミッドの上部と同じゆるやかな傾斜角度で安定性を重視した造りとなっています。入口に向かっている何人かの人が小さく見えますが、ピラミッドの雄大さがよくわかります。

・車窓から、はるか遠くに赤のピラミッドが見えます。 ・ナツメヤシの林が見えます。

 サッカラの遺跡   (ダハシュール) 
サッカラはカイロの南25km砂漠台地に位置する古代エジプト最大の墓地域です。ジェセル王の階段ピラミッドはエジプト最古のピラミッドであり、また最古の大型石造建築物です。大きさは基底部140m×128mの長方形、高さ60mです。幾度かの設計変更のため6段の階段状のピラミッドとなりました。

サッカラの遺跡です。

・サッカラ遺跡の丘から25km先の「ギザのピラミッド」が見えます。 ・サッカラ遺跡の丘から10km先の「屈折のピラミッド」と「赤のピラミッドが見えます。
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