海外編       世界遺産の旅         ドイツ-1/1
世界遺産の名称=ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群 (1990年登録)
   ポツダムとベルリン(ポツダム・ベルリン)
サンスーシ宮殿・庭園  (ポツダム)  
1747年にフリードリヒ大王が夏の居城として建てたもので大王は40年間 夏の離宮として利用しました。

階段状の庭園(畑)の上にサンスーシ宮殿があり、ワイドな庭園は離宮を美しく壮大な雰囲気に演出しています。階段状の畑にはぶどうといちじくの木が植えられていて、陽あたりを良くする為に凹面状に配列されています。ガラス張り扉の温室の中にはいちじくの木が植えられています。

 ツェツィリエンホーフ宮殿  (ポツダム)
第二次世界大戦末期(1945年(昭和20)7月17日〜)米・英・ソの三国首脳(トルーマン・チャーチル・スターリン)が集まりドイツの戦後処理と日本を降伏させるための方策(ポツダム宣言)が話し合われた宮殿で、3カ国の控え室や議場がそのまま保存されています。
                         
     シャルロッテンブルグ宮殿 (ベルリン)  
プロイセン国王のフリードリッヒ1世により王妃ゾフィー・シャルロッテ妃の夏の離宮として1701年に建築されたもので、戦争で破壊されたが後に復元されたものです。ヴェルサイユ宮殿を模して造られています。絢爛豪華な「陶器の間」 「黄金の間」や宝石などが展示されていて今は博物館になっています。
                                         
ベルガモン博物館  (ベルリン)   
アプローチや大玄関は1982年に新設された建物ですが、ここから入館すると古代ローマ、アジア、イスラムなど多数の美術品や紀元前のベルガモン王国の巨大な遺跡が展示されています。左側部分はペルガモンで発掘された「ゼウスの大祭壇」です。

ベルリンの古い建物の柱や壁には弾痕など戦争の傷跡が残っている処があります。これらはみな戦争の悲惨さを我々に訴えている様に見えます。
                                       
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